「園 で ピース」とは
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「園 で ピース」は、動物園の動物、特に愛媛県立とべ動物園に暮らすホッキョクグマ・ピースを通して、野生動物や人間の住む環境について啓蒙活動を行い、厳しい社会情勢の中、一般市民、企業、行政と開かれた動物園のよりよい関係作りに寄与することを目的とし、設立されたNPO法人です。 |
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「園 で ピース」活動目標 |
愛媛県立とべ動物園には、国内ではじめて人口哺育で成長したホッキョクグマ「ピース」がおり、私たちの母体はその応援会です。会員を通して全国の動物園情報を交換していると、とべ動物園の人気の高さもよくわかります。
現在、世界の動物園は不安定な世界情勢や歯止めのかからぬ自然環境破壊から大きな過渡期にあり、数の縮小も免れません。日本もしかりです。幸いなことに、海と山に囲まれた四国の中、とべ動物園は環境の良さを始め好条件が揃うため、一般市民の関心がより高まり、知恵を出し合えれば、今後さらに繁栄した県立動物園として存在し続けると思います。
また、地球温暖化と共に北極の資源争奪戦の激化で、北極の氷がなくなるのは今まで「30年後」が通説でしたが、大幅な試算の変更が続き、ついに平成20年には「5年後」といった見解すら出されました。これから数年の間にピースの故郷、北極はどうなっていくのでしょう。東日本大震災に見られるような、自然災害も見逃せません。なによりも人命が優先されますが、様々な種の存続のために現在まで努力されてきた動物園関係者の皆さまの結果が自然災害の前に為す術もなく無に帰してしまうのは、あまりにも切なく目に映ります。
私達が情報に振り回されずに正しいエコ活動を推進するには、指定管理者制度の導入でより一般市民に開かれてきている動物園を利用すると、どの世代にも比較的理解しやすいと感じています。
そこで、私達はとべ動物園を拠点として、動物や人間の住む環境への啓蒙活動を行い、厳しい社会情勢の中、一般市民、企業、行政と、指定管理者制度導入で開かれた動物園のよりよい関係作りに寄与する活動をしてまいります。 |
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